花 接写
ツソ目 モクセイ科 モクセイ属 キンモクセイ 金木犀 Osmanthus fragrans var. aurantiacus
撮影日 2018.9.29 場所 埼玉県越谷市
中国南部原産。江戸時代に中国より雄株のみ渡来し、挿し木で増えてきた。花期は10月上旬の10日間位。
沈丁花、クチナシとともに三大芳香花といわれる。甘い香りが遠くからでも匂う。漂うキンモクセイの香りで秋の訪れを実感する。
日本に在るキンモクセイは雄株が大半のため、昆虫を誘うが種子ができない。人為的に植栽されてもキンモクセイは、季節が来ると一途に、花が咲き香る木だ。
雄花は雄しべ2個で不完全な雌しべがちっこと顔を出し、昆虫に蜜を与えている。己に利益はないが、訪れる虫たちに分け隔てなく喜ばせている観音様かな。
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