花 接写

キク目 キク科 タンポポ属 セイヨウタンポポ 西洋蒲公英

撮影日 2018.4.7   採集場所 埼玉県越谷市

Mitutoyo M Plan Apo 10X + f170mm(AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G)  Nikon D90  撮影倍率 8.5X  96枚を深度合成

全開花したばかりの舌状花の柱頭を超接写した。花柱と柱頭カーブ内側には無数の鋭い突起がある。この突起に花粉を引っかけるのだろう。
花柱にある上向きの突起に付いた花粉は、昆虫が飛び去る時に簡単に外れ昆虫の体に付着するしくみになっているのかな。
そう考えれば、タンポポの体は子孫を残すため、小さなところまで巧妙なつくりになっている。
花粉をつくらない外来タンポポも生えている。
総苞の反りかえりか否かで、従来種か外来種かを判断できなくなっている。また、交雑種や外来タンポポの種が増えてきている。
今までの解説書通りにいかない時代になったと感じる。




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