花 接写

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キク科 タンポポ属 セイヨウタンポポ 西洋蒲公英 Taraxacum officinale

撮影日 2010.4.18  場所 埼玉県民健康福祉村

Super-Takumar 28mm F3.5 リバース

環境省指定要注意外来生物。日本の侵略的外来種100に選定されている。
歩いている足下のタンポポで、雌しべの2裂の柱頭に今とばかりに花粉がわんさと内側に多く付着している。

日本に帰化したセイヨウタンポポは3倍体で、単為生殖を行い種子をつくる。花粉に関係なく、種子が熟してしまう。
花粉を必要としないのに、花粉をつくり出すセイヨウタンポポもある。これは、昆虫を通して在来種と受粉させ、在来種の種子を作らせない方法をとるためかも。
セイヨウタンポポの花粉(遺伝子)を在来種タンポポに受粉させ、交雑種をつくる。これによって、遠くまで勢力を広げていく戦略か。恐ろしいほどの繁殖力だ。
タンポポの属で種間競争が働いているのだろう。タンポポには共存ってないのだろうか。


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