花 接写

ツツジ目 サクラソウ科 サクラソウ属 サクラソウ  桜草 Primula sieboldii

撮影日 2018.4.12  場所 埼玉県さいたま市園芸植物園

野生の群落は少なくなっている。江戸時代の武士階級の間で本格的な栽培が始まり、多くの品種が作られた。
現在300品種を超えるという。サクラソウは合弁花、花弁は深く5裂片に裂け、さらに各弁が半分近くまで避ける形。花弁の形や色合いが多様だ。
花弁が目立つ花を、人間も含めて昆虫や鳥などの動物は好むのかもしれない。植物にとって“花”は種族保存への重要な器官。人間はそれをうまく品種改良に生かしている。
花の中心に雌しべがあるのは、被子植物の根幹、地球に出現して以来同じかなあ。サクラソウは、近づいて観賞する花か。

全体の写真     桜草の展示風景



掲載一覧に戻る   50音検索    ホームに戻る